肌着は1日に何度か交換することが想定されます。洗濯して乾かすことも考えると4~5枚程度はあるのが安心です。同じ種類でそろえる必要はなく、異なる肌着の組み合わせで枚数を揃えても構いません。
短肌着は汗取り、コンビ肌着は体温調節を助ける目的があります。重ねた方がそれぞれの用途に沿いますが、温度などを参考に調節しても構いません。
細かい刺激が新生児の肌にストレスになってしまいかねないので、縫い代のないものや、肌に優しい素材のものを選ぶといいでしょう。
発育速度は新生児次第なので一概には言えませんが、生まれた後にぴったりの50cmから、少し成長を見越した60cm程度を選ぶのが一般的です。
新生児の可動域を妨げないものであれば影響はありません。おしゃれをさせてお出かけを楽しくするのも一手です。
新生児は動き回るにはもう少し早いので、足まで覆えるロング丈の肌着を選ぶと、肌を守ってくれる効果が最大限に期待できます。
新生児用の肌着は、主に温度管理のために使用するものです。新生児はデリケートである上に、自分で上手に体温調節ができません。周りの環境が寒ければ体温が下がってしまう上に、大量に汗をかいて、その汗で冷えてしまう恐れもあります。肌着はその汗を吸収すると共に、新生児の身体を包んで保温するという役割があります。基本的には吸水性の高い素材が使用されていて、短時間で湿ってしまうため、1日に何度も着替えさせるのが基本です。その着替えの負担が少なく済むように、大抵の肌着は扱いやすい形になっています。少ない紐やスナップボタンだけで固定できるものがほとんどで、おむつの交換がしやすいように下の部分はオープンになっていたり、ボタンで一部だけが開けられたりするものが多いです。
新生児の肌着のサイズは、大きすぎず小さすぎないことが大切です。大きすぎると肌にしっかりフィットせずに、汗を吸収する機能が働かなくなってしまいます。だからといって小さすぎると、窮屈になって新生児が不快な思いをする恐れがあります。そのため、身体のサイズに合わせた丁度良いサイズの肌着を選ぶことが大切です。そして、新生児はすぐに身体が大きくなるため、それに合わせて肌着を切り替えていく必要があります。もし、身体が大きくなるのに合わせて毎回新しく購入するのが大変であれば、あらかじめまとめて購入しておいても良いでしょう。
新生児の肌は非常にデリケートなので、なるべく刺激を与えないように注意しましょう。肌着に適している素材は季節によって異なり、寒い時期は重ね着をさせる必要もありますが、肌に触れる部分は優しい素材のものを選ぶことが大切です。また、肌着の種類によっては、留める部分のスナップボタンや面ファスナーが肌に触れる可能性があります。それらも新生児にとっては大きな刺激になり得るので、スナップボタンは温度変化しにくいプラスチック製を選び、面ファスナーではなく紐を使用した肌着を選ぶと良いです。